日本脱出を考えることにした。

しがない外国語大学生の斜に構えた意見発信の場

はじめましてと就活所感

はじめまして

出身は広島県で、現在は大阪の大学に通っている就職活動を主に専攻しているニシハラタクミです。
これから不定期、できれば1日1回海外や日本に関する意見や記事を書いていこうと思います。

日本の構造ってやっぱりガラパゴスなのか? 

 

今回なぜこんなブログなどを書いているのかというと、一言でいうと疑問です。
この三ヶ月就職活動を始めて、なかなかどうしてうまくいきません。
原因は私自身にもあるのですが(むしろ大半)、同時に日本の就職活動のおかしさや社会の歪さも目に余ります。

就職活動する中で、僕とは正反対のなんの疑問も持たないTHEシュウカツセイの人やもしくは本当にしっかりとしたビジョンの持ち主の方に出会います。
しかし、やはり大半は渋々嫌々やっている人が多い様に思います。

面接あるいは就活の雰囲気に合わして自分を合わせないと!
なんとしても新卒で入社しないと!さもなくば人生お先真っ暗だ!みたいな。
だからしっかり自己分析するんだ!私はこういう価値観で生きているんだ!これが困難、頑張ったこと!を理解していく。
私も自己分析というプロセスは非常に大切なものだと思いますが、3ヶ月という期間が余りにも短すぎる。
ほとんどの人がそんなこと考えずに生きてきたのに、いきなり放り出されるのは余りにも酷な話です。

 
となると、やはりそのなんとも言えない自己分析をベースとした就活を学生に要求する企業や社会が問題だと思います。特に教育の面での大失敗だと言えます。
人格形成に重要な思春期である中学や高校で、非常にしっかりレールを敷かれることで「こうしなきゃダメ」という日本が特に強く持っている村社会的な意識ができあがってしまう。
そしてそのまま大学へと進み、就活が始まり、その意識を持ったまま社会が求めているテンプレートができるという構造だと思います。

そしてそれが幾度も幾度も繰り返される。
多様性を認める社会を。グローバルな人材を。腹がたつほど空虚な言葉だと思います。
最近、就活が上手くいかず「日本死ね。」と声を上げた学生がいたと話題になりましたが、要はこういうことだと思います。
そんな周りに合わせれないお前が悪い、そんなのでは社会でやっていけないという批判も多くあった様です。
しかし、彼は声を上げて、ここまでの問題提起ができた。そして世間の反応も大きかった。
ということは、世間や彼らが言う社会も少しずつ疑問を持ち始めているのではないのでしょうか?

いい加減、この歪で凝り固まった状態から脱しませんか、大人のみなさん?
一人や二人くらいそんな異端児がいてもいいじゃない、多様な生き方を認めましょう。
だからこそ、私はノマドとして生きていけるよう、脱出できるように計画をしています。